1: 名無しさん@涙目です。(岐阜県) [CA] 2018/01/27(土) 19:25:28.87 ID:cbW7Jb+80● BE:946862428-2BP(2000)


なぜきちんと手を洗っているのに、風邪をひいてしまうのか。その理由が「熱心に手を洗っていたから」とすれば、どう思われるでしょうか。75歳の医師・藤田紘一郎さんは、
ほとんど石けんを使わず、水だけで手を洗います。でも手はスベスベで、風邪もめったにひきません。その理由とは――。(第1回)
※本稿は、『手を洗いすぎてはいけない』(光文社新書)の第1章「手を洗いすぎる人は、なぜ体が弱いのか?」を再編集したものです。

手洗いで風邪は予防できるか
春から夏は食中毒予防、秋から冬は風邪予防。

今や日本は、一年中感染症の予防に熱心な国になりました。そうしなければ命を落としかねないほど、私たちの国は不潔で危険な環境にあるのでしょうか。

いいえ、そうではありません。細菌やウイルス、寄生虫など目に見えないほど小さな微生物の存在におびえて、清潔に熱心になりすぎているのが、現代の日本です。

そのことは、手洗いのしかたを見るとよくわかります。「感染症予防の基本は手洗い」といわれ、手洗いの方法はたびたび熱心に指導されます。
幼稚園や保育園、学校でも指導されますし、テレビや雑誌、新聞でもとり上げるほどです。

では、推奨される手洗いとは、どのようなものなのでしょうか。よくいわれる「正しい手洗い」をまとめてみました。

・時計や指輪など、手についているものを外す
・流水で手を洗う
・洗浄剤を手にとり、しっかり泡立てる
・手のひら、指の腹面をこすり合わせてよく洗う
・手の甲、指の背を洗う
・指の間(側面)、股(付け根)を洗う
・親指、拇指球(親指の付け根のふくらみ)を、反対の手でねじるようにして洗う
・指先、爪の間は、反対の手のひらの上でこするように洗う
・手首を、反対の手でねじるようにして洗う
・洗浄剤を十分な流水でよく洗い流す
・手を拭き、乾燥させる(タオル等の共用はしないこと)
・アルコールによる消毒(爪下、爪周辺に直接かけた後、手指全体によく擦り込む)
とても大変な工程です。こんなに細部にわたってていねいに洗わなければ、感染症の予防はできないのでしょうか。しかも、「2回洗いで菌やウイルスを洗い流しましょう」といわれることまであります。
そうしてがんばって洗い、最後にアルコール消毒をしても、「アルコールは、ノロウイルスの不活化にはあまり効果がないといわれています」と、消毒剤には注意書きが示されています。


http://president.jp/articles/-/24208

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